
03-3984-8966
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷2-17-24
営業時間:時間割にてご確認ください 定休日:日曜・祝日
どんぐり問題
発達段階に応じた適切な教育を考えるうえで、臨界期を活用することは大切なポイントです。
人間は誕生して成長していく過程の中で生きていくために必要な様々な能力を身に付けていきますが、臨界期とはその能力を身に付ける適切な時期のことを言います。しかもこの時期を過ぎるとその時期にあまり使われなかった、その能力を担う細胞が消滅してしまうという仕組みになっていますので、この期間にその能力を身につけなければ後から身につけようとしても、極めて困難になるのです。近年、人間の思考力の臨界期が12才迄(人によっては8歳迄)であることが解明されました。思考力は受験や人生を勝ち抜く基盤となる大切な力です。この臨界期の長所を活かせば、最も効率の良い学びが可能となります。
このような観点から私が、年長~小学生に適切な教育環境として選んだ教材はどんぐり倶楽部の問題です。どんぐり倶楽部を運営しておられる糸山泰三先生は、元は進学教室の講師を育成されていた受験教育のプロです。その糸山先生が遊びを満喫した子供が受験勉強を始めると急速に伸びる事実からヒントを得て起こされた運動が「どんぐり倶楽部」です。子供たちが思考力を付けていく過程を深く追究された糸山先生が人間の思考力を養う臨界期に注視して、情緒を育みながら受験や生きていくために必要なあらゆる思考力をつけるための問題を考案されました。それがどんぐり問題です。
このどんぐり問題で難関中学入試・高校入試に充分対応できる思考力が付くことは、実証もなされています。大切なのは絶対に強制的にやらせてはいけないということです。強制的にやらせたら遊びにならないように、子供本人がやりたくなるような環境を作ってあげることが大切です。例えば、お母さんが、楽しそうにお絵描きしながらじっくり考えて解いている姿を見せてあげてはどうでしょう。『私もやってみようかな』と思わせればいいのです。
正解を出すことにこだわる必要は全くありません。じっくり丁寧に考えることを楽しむことがねらいです。
CONTACT
CONTACT
〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷2-17-24
営業時間:時間割にてご確認ください 定休日:日曜・祝日