朝塾とは

希望の樹

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〒171-0032 東京都豊島区雑司が谷2-17-24

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朝塾とは

朝型学習のご提案

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朝型生活 4つのメリット

①自律の心を育む

③ホルモンバランスを整える

②体内時計をリセット

④効率的な学習のリズム

【なぜ朝塾なのか】

学習効率が良いから

  一般的に学習塾と言えば夕方から夜にかけて授業があります。中学入試のための進学塾でも夜遅くまで授業をしています。ところが、ある調査によると、子供たちの学習能力の高さは、午前中の学習能力を1とすれば午後は1/2、夜は1/4と言われています。肉体的、精神的、頭脳的に一番疲れているのが夜であることを考えれば当然のことです。特に運動部の部活をしていると、夜の塾での授業は睡魔との戦いで、勉強どころではない生徒も多いはずです。そうであれば、疲れている夜は早く寝て、その分、朝早く起きて勉強した方がはるかに学習効率がいいに決まっています。

健康的な受験勉強ができるから

夜遅くまで勉強するという従来の勉強のリズムでは慢性的な睡眠不足に陥ります。健全な生活に必要な睡眠時間は、小学生で10±1時間・中学生で8±1時間といわれています。最近、NHKスペシャルで話題になった『睡眠負債』、特に『子供の睡眠負債』のリスクを負うことになるのです。本人の自覚のないままに睡眠負債を重ねて思考力・記憶力を低下させ、学習効率を悪くするだけでなく、将来に命に関わる病気になるリスクを負うことを知らねばなりません。しかし、受験を勝ち抜くには塾に行かざるを得ません。この矛盾を解決したのが朝塾なのです。

朝塾に行くには生活のリズムを朝型に変える必要があります。

朝塾に行く時だけ朝早く起きるというのでは生活のリズムが乱れ、かえって不健康になり長続きしません。生活全体を早寝・早起き・朝ごはんの朝方のリズムを確立しなければなりません。可能ならご家族全員の睡眠負債のリスク解決のためにも、ご家族全員で朝型生活に取り組まれることをお勧めいたします。

朝塾で勉強時間は足りるの?

大丈夫です。朝型生活さえ確立できれば、記憶のメカニズムを活用したスパイラル学習法で効率よく学んでいきます。それがスマート学習です。

睡眠負債の問題を解決するには

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まず、発想の転換が必要です。
今までの私たちの1日の過ごし方は、その日のうちにやりたいことを優先的にやってから寝るという考え方が大半だったのではないでしょうか。従って、やりたいことが増えれば就寝時間はどんどん遅くなります。これでは睡眠時間の確保も、規則正しい生活リズムの確立も、夢のまた夢です。

そこで発想を逆転させて、まず健康で快適な生活、効率の良い学習を可能とするための根本条件である「質の良い睡眠」をとるための時間を最優先に確保し、やりたいことをそれ以外の時間帯に割り振る計画的な生活をする。
そのために、それを可能とする効率の良い学習法を考えていくという発想の転換です。

発想の転換、ということを具体的に考えてみましょう。

健全で規則正しい生活リズムを確立するポイント

就寝時間と起床時間をキチンと決めてそれを守ること

子供の成長・発達段階に応じて必要とされる適切な睡眠時間は個人差はありますが、小学生で10±1時間、中学生で8±1時間といわれています。

従来の中学や高校入試に対応する進学塾の授業は、大半が夜9時~10時頃まで授業が組まれています。これでは睡眠負債のリスクを避けることはできません。もともと進学塾での夜の学習は学習効率からみて最悪なのです。

午前中の学習能力を1とすれば午後は1/2、夜は1/4とのデータもあります。夜は心身も脳も、最も疲れている時ですから当然でしょう。
このように考えてくれば、夜型学習はいかにも不合理です。

そこで発想を転換して、疲れている夜は早く寝て、その分、朝早く起きて学習する朝型学習の方が理にかなっていると思えます。
その場合、効率の良い学習法が必要になりますが、これについては小学生と中学生に分けて、別途ご提案をさせていただきます。

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効率の良い学習方法

小学生の学習

中学生の学習

睡眠不足が常態化している状況に危機感を持つ

子供たちの大半に夜更かしが広がり、睡眠不足が常態化している状況に危機感をつのらせている文科省も「早寝・早起き・朝ごはん」国民運動を起こしているほどです。

周りの皆がそうしているからと、子供の命の成長のリズムを顧みることなく受験のための詰め込み教育に狂奔することは、仮に首尾よく志望校に合格できたとしても、子供の将来に大きなリスクを負わせることにお気付き頂ければと思います。

睡眠負債の問題は大人にとっても深刻な問題です。
この際、可能であれば、ご家族全員の健康と幸せのために、ご家族全体で朝型生活に取り組まれるのも、一つの選択肢かもしれません。

早期教育の危険

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「這(は)えば立て、立てば歩めの親心」
古来、子供が早く成長することを願わない親はいません。

将来の過酷な受験戦争に備え、幼いころからの早期教育を考えておられる保護者もいらっしゃるかもしれません。

しかし、脳の発達段階に応じた教育でなければ、それはお子さんにとって大変危険なことなのです。
早期教育、幼児教育はアメリカが最先進国ですが、全米幼児教育会会長のデイヴィッド・エルキンド、タフツ大学教授は以下のように述べています。

「体験的学習というポイントを無視して子供に何かを教え込もうとするのは誤った教育です。(中略)準備ができていない子供に系統的教育(早期教育)を押し付けることの弊害は、すでに多くの証拠によって裏付けられています。」

弊害の具体例として小学校に上がってから攻撃的態度が多く見られたり、十代になってから非行に走る割合が高くなる等の事例が示されています。

つまり、幼児期の発達課題は、情緒の安定が最優先であり、学習は体験的学習に限るということです。
親子の深い愛情と信頼の絆や、温かい家庭環境、又、遊びを通しての自然や他者との交わりの大切さがここにあります。

臨界期とは

人間の幼・少年期は何もせずに自然の成り行きに任せておけば良いのかというと、そうとも言えない課題があります。
一つは睡眠負債の問題ですが、これについては、別項に述べていますのでここでは触れません。

もう一つの課題、それが臨界期の問題です。
臨界期とは「発達過程において、その時期を過ぎると、ある行動の学習が成立しなくなる限界の時期」(大辞林)という意味です。
言い換えますと、人間の脳には様々な能力が備わっていますが、その能力を学習できる(身に付ける)適切な時期があり、それを逃すといくら努力しても限界があるという子供の脳が持っている発達のメカニズムを表した言葉です。

例えば、人間の言語能力の臨界期は9~11歳までと言われていますが、この時期をオオカミに育てられた少女は救出後、人間に育てられてもカタコトの言葉を話せるまでにしか成長できませんでした。
又、絶対音感(音を聞いただけでその音階が判る能力)は、3~6歳にトレーニングを受けないと身に付かないと言われています。
逆の言い方をすれば、その能力を最も獲得しやすい時期が臨界期であるとも言えるわけです。

学力という立場からこの二度と来ないゴールデンタイムである臨界期を考える時、心して考えなければならないのが思考力にも臨界期があるという事実です。

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思考力の臨界期

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2006年4月、米国国立精神衛生研究所の研究データにより思考回路網作成は、最長でも12歳(早ければ7,8歳)までで、それまでに使われなかった、(使われることが少なかった)回路は不要だと判断され消滅させられてしまうことが判明しました。
つまり、思考力の臨界期が12歳までであることが明らかになったのです。

思考力は学力の中核を占める能力です。
この12歳までにどこまで豊かな幅広い思考力を養うかが、受験をはじめ将来の人生に大きな影響を与えることになるのです。

ところが、思考力の臨界期の存在が明らかになったのが最近のため、日本では、それを考慮せずに様々な学習法や受験勉強法が、すでに普及し実践されています。
これは子供たちにとって大変危険なことです。今まで、良いと思われていた学習法が、実は思考力の成長を妨げる学習法であることが少なからずあるのです。

例えば、高速計算・徹底反復の学習を12歳までにさせると、熱心にやった生徒ほど考えることを嫌がります。
私の経験からも小学校時代、今、はやりの○○式教室で、熱心にやった生徒は中学で思考力を求められる問題で伸び悩みます。

思考力の臨界期は二度と来ない思考力をつけるゴールデンタイムでもあります。生命の成長の法則に沿った学習こそが大切です。
それこそが子供の豊かな未来を約束してくれます。

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